2016年9月30日金曜日

上岡龍太郎の弟子でお笑いタレントのテントさん(65)、大阪市の交差点で乗用車に撥ねられ死亡

テントさん 乗用車にはねられ死亡 65歳、ツチノコ芸人の異名、上岡さんの弟子

2016年9月28日(水)0時45分配信



めったに姿を見られないことから“ツチノコ芸人”の異名を持つお笑いタレントのテントさん(本名三浦得生=みうら・とくお)が27日夜、大阪市内の交差点で乗用車にはねられ、搬送先の病院で亡くなった。65歳だった。

大阪府警天王寺署によると、現場は大阪市営地下鉄谷町九丁目駅の上にある交差点。横断歩道を渡っていたテントさんが、走ってきた車にはねられた。同署が詳しい状況を調べている。

テントさんは大阪府八尾市出身。元々は大空テントとして幸つくるとともに漫才コンビを組み、1981(昭和56)年の第12回NHK上方漫才コンテストで優秀賞を受賞した。その後は芸能界を引退した上岡龍太郎さんに弟子入りし、「テント」と改名して漫談に転向した。上岡さんからは「出てくるのが10年早かった」などと絶賛され、自分をパチンコ台に見立てて手をぐるぐる回転させる“人間パチンコ”などの一風変わった芸で人気を集めた。

2012(平成24)年に女優の国仲涼子が主演した舞台「吉本百年物語」の製作会見でテントさんは、自身の右手と左手をクモに見立てて戦わせる得意ギャグ“クモの決闘”を披露。奇妙な芸に吉本芸人すら口をあんぐりとあけ、国仲はなんとか苦笑いを浮かべていた。

国仲は後になってデイリースポーツの取材に「テントさんが印象に残っています。会見まで存じ上げなかったので」と戸惑ったことを明かしていた。

2002(平成14)年にはNTT西日本のCMで女優の天海祐希と夫婦漫才師役を演じて話題となった。

参照元 : デイリースポーツ


上岡龍太郎さん 弟子テントさん通夜に「茫然自失」 衝撃大きく取材に応じず

2016.9.29



27日夜に大阪市天王寺区の交差点を横断中、乗用車にはねられ65歳で亡くなった漫談家のテント(本名三浦得生、みうら・とくお)さんの通夜が29日、大阪府八尾市内で営まれ、師匠で芸能界を引退した上岡龍太郎さん(74)が参列した。通夜には芸能関係者を含め約250人が訪れた。

上岡さんは家族とともに参列したが、憔悴(しょうすい)しきった様子で取材には応じず。関係者を通じ「あまりに突然の衝撃的な出来事で、茫然自失です。さすがの私も言葉がございません。最愛の弟子を亡くした気持ちをくみ取って、そっとしておいてください」とコメントを発表しただけだった。

自ら車を運転して通夜会場に現れた上岡さんは30分ほど、テントさんと対面。突然の死を惜しんだ。

上岡さんは28日、大阪市内の自宅前で取材に応じ「思いがありすぎて…。ここで今、立ち話で話してしまうと、僕にとってはもったいないくらいなんです」と話していた。

通夜には落語家の桂ざこば(69)、オール巨人(64)も参列。ざこばは「彼は鬼才というか、真面目だけれど変わっている。惜しい人を亡くした」と悔やんだ。オール巨人は「残念でびっくりしている。アマチュア時代から知り合いで、アマ番組などに一緒に出た。彼は『これでやっていくんだ』というぶれない意志を持っていた」としのんだ。

葬儀・告別式は30日午前10時半から同所で行われる。

参照元 : デイリー





▼テント「人間パチンコとクモ」



ご冥福を祈ります。合掌!

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